【この記事のポイント】
カブトムシの幼虫って、どうやって育てるの?そもそも育つの?
そんな疑問を持つあなたへ。不器用パパである私と長男が、近所のおじいさんにもらった幼虫を育ててみたリアルな体験談を紹介します。
準備した道具、育て方のポイント、そして思わぬ事件まで――この記事を読めば、初めてでも「よし、やってみようかな」と背中を押されるはず!
【カブトムシ採取の闘いの日々】
■ 毎年恒例、“カブトムシ捕獲作戦”…でも結果は泣ける
こんにちは、不器用パパ正(しょう)です。
うちでは、毎年夏になると「今年こそカブトムシを捕まえるぞ!」と、長男と一緒に近所の山へ出かけています。
ターゲットは、カブトムシが好むクヌギやコナラの木。日本酒とバナナで作った即席トラップをしかけ、夜にチェックするのが恒例。
…が、気づけば3年連続で収穫ゼロ。
いや、正確には「コクワガタだけは取れる」。
でも、やっぱり狙いは“昆虫界の王様”カブトムシ。毎回リベンジを誓って帰る夏の風物詩です(笑)
■ 今年はちょっと違う!ご近所さんから“王様の卵”をもらった
そんな不器用パパと長男に、ある日、神の手が。
なんと近所のおじいさんから「カブトムシの幼虫いるか?」と天の声!
発泡スチロールに入った土ごと、5匹の幼虫をいただきました。
長男は「ついにキターー!!」と大興奮。
私も正直、育てられるのか半信半疑ながら、さっそくホームセンターで専用の飼育用マット(土)を購入。毎朝の水やりが我が家のルーティンに。

■ 動いてる…!?初めての生存確認はまさかの「音」
「これ、ほんとに中で生きてるのか…?」
土の上に姿は見えず、数週間。半ば諦めムードのなか、ある夜、玄関で“ガリガリ”という音が。
……え、発泡スチロールをこすってる?
まさかの、幼虫が土の中から音を立てていたのでした!
「生きてる!!」
一気に希望がわいた我が家。玄関の発泡スチロールに向かって「元気かー!」と声をかける日々(笑)
■ 事件発生:室内に…黒い影!?
1カ月ほど経ったある日、家族で出かけて帰宅した時のこと。
玄関のドアを開けた瞬間、壁に黒い何かが張りついていて……。
「えっ、ゴキブリ!?(でかい!!)」
と思ったら、まさかのカブトムシ!
発泡スチロールのふたを突き破って、玄関に脱走していたのです。
さすが王者、パワーが違う。
それを皮切りに、次々と成虫が土の中から登場。最終的に、5匹中4匹が無事羽化!
■ うちの飼育環境(参考情報)
うちで使っていた環境はこんな感じ👇
- 容器:発泡スチロール(約 横50×縦25×高さ30cm)
- 中身:ホームセンターで購入したカブトムシ専用のマット
- 空気穴:フタに小さな穴をあけて通気確保
- 虫よけ対策:フタの上から虫よけシートをかぶせる
- 幼虫:5匹
ちなみに、うちの発泡スチロールは軽いので、成虫になったカブトムシにフタをこじ開けられてました…。次やるなら、もう少し重しやテープを検討したい(笑)


■ 羽化後のカブトムシは…夜に飛ぶ飛ぶ!
無事成虫になったカブトムシたち、しばらくは虫かごで飼ってみましたが…
夜がとにかくにぎやか!羽音がすごい!
しかもブンブン飛びまくって、なんだか申し訳ない気分に。
結局、1週間ほど家で観察したあと、親子で山へ行き、自然に返してきました。


■ まとめ:ペットは無理でも、カブトムシ幼虫なら育てられる!

「ペットは飼えないけど、子どもに生き物を育てる経験をさせたい」
そんな家庭に、カブトムシの幼虫飼育はめちゃくちゃおすすめです。
水やりだけでOK、土の中で勝手に育つ、そして何より羽化した時の感動はプライスレス。
うちは不器用パパでもなんとかなりました(笑)
最初はカンタン飼育セットを使えば、ケース・マット・ゼリー・エサ皿すべて揃ってラクにスタートできますよ🐞
この夏、お子さんとの思い出作りにぜひチャレンジしてみてくださいね🐛➡️🪲
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